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子育てに学ぶ。じいたんの子育てサポートブログ

言葉を話すのが遅くても…

こんにちは。じいたんです。 子どもの成長は親御さんにとって、楽しみでもありますが、心配の種にもなります。私の次女は、なかなか言葉を使いませんでした。長女の方は1歳にもならないうちから積極的に話をしていましたので、そういうものだろうと思っていた私には不思議な感じでした。 その代わり、次女はものすごい声で泣きました。当時は小さなアパートに住んでいましたから、夜中に泣かれますとお隣さんに申し訳ないので、次女をおんぶして、すぐ裏手にある小学校のグラウンドのトラックをぐるぐる回っていた記憶があります。それでもなかなか泣き止みません。 「これが君の運動かい。お父さんの方が運動しちゃっているみたいだけど?」 しょっちゅう泣くわけではないのですが、泣くときは半端のない音量でした。ただ、手のかかる子ではなくて、眠るのが大好きな子でした。そして起きている時もぼーっとしていました。 「きっとこの子は現状に大きな不満がなくて、ときどきの不満は泣いて発散するんだろうな」というのが、当時の私の見解でした。何か具体的な欲求があれば、言葉を使おうとするはずです。でも、彼女にはそのニーズがなかったのではないでしょうか。本当かどうかはわかりませんけれどね。 ようやく、しゃべり始めたのは3歳になってからです。かなり遅いですよね。 でも、しゃべりだしてからの彼女は、恐ろしくおしゃべりでした。幼稚園から帰ると、母親を捕まえて、一日の出来事と不満をひとしきりしゃべらないではいられないような。他の人がくちばしを入れることができないくらいの速射砲。しかも、泣いて鍛えた喉ですから、声も大きいのです。 それほど心配はしていませんでしたが、まさかこうなるとは。 もう大人になりましたが、相変わらずおしゃべりで、眠るのが得意です。どんな時でも、どんな場所でも眠れます。本能的なタフさを感じます。そうそう。彼女は大学の卒業旅行でニュージーランドに行ったのですが、あの大地震に遭ってしまいました。彼女は友だちとトイレに行って、友だちを待っていた時でした。もしも先に廊下に出ていたら、天井が落ちて下敷きになったところだったようです。ホームステイ先も浸水してしまい、別の場所に友人たちと非難しました。現地で知り合った別の学校の日本人は亡くなったという話です。そんな状況ですので、友人たちは不安のあまりほとんど眠れなかったそうですが、娘は熟睡して回りを唖然とさせました。その後トラウマもありません。普段の彼女を知っていますので、私には不思議でもなんでもありませんけれどね。 よく眠る子というのは、そういうものかもしれませんよ。神経質な子なら、周りの音などが気になってそんなに長く眠っていられませんでしょう。よく眠る反面、起きている時の持久力もすごいです。同じことを繰り返していても続けられるタイプ。よく眠ることで、雑念その他いろいろなことを処理できる能力があるのかなと感じます。 ただ、この娘はお風呂の中でも眠ってしまうのは困ります。朝方、お風呂から出てきたりしています。月に一度くらいはしているんじゃないでしょうか。おんぶしてグラウンドを周回していた頃、まさか将来、こんなことを心配するようになるとは思ってもいませんでした。それにそろそろ嫁に行ってもらいたいかも。